実釣レポート

初めてのカワハギ釣り 実釣編 1

さて、予習もみっちり(?)したことだし、いざ実践へ。
 
ということで、やってきたのは神奈川県のとある港。(というか、ぶっちゃけ三崎)
 

仲間が10人くらいいたので、どうやら「仕立て」という船に乗るらしい。
 
つまり、貸切ってことだと聞いた。
 
ほほう、貸切・・・・・つーことは、超初心者でもこっぱずかしい思いをしなくていいってことか!!
 
ってなわけで、ちょっぴり安心して船に乗る。

 

出船の前に、船長さんからカワハギの釣り方レクチャーがあった。

その釣り方とは、
 

  1. アサリを針につける!
  2. 竿先を下に向けて糸を下す!
  3. オモリが海底についたら、糸のたるみを張る!
  4. そのまま待ってると、餌だけ取られちゃうから4~5回竿を振る!
  5. 竿を振ったらオモリを海底につけた状態で糸を張り、アタリをしばらくじっと待つ!

 

とのことだった。
 

予習の通り!!
しかもこっちはたるませ釣りまで知ってるぜ!(鼻たかだか)
 

と船長にしてやったりと思いつつ、小心者なのでまずは言われたとおりに実践してみた・・・・。
 
ちょっと竿を振ってオモリを海底につけて待つ・・・・・
 
また竿を振ってオモリを海底につけて待つ・・・・・・・・・・・・・・・・・。
 
すると竿を持っている手に海の中からのなにやら信号か、バイブレーションが走る。
 

うおっ!当たった!!!!!
 

グイっと引き上げるとよくない、とイサキ釣りのときにお父さんに言われたのを思い出し、竿先を少しだけ上に傾けてリールを巻く、巻く。
 
水面間近まで魚がやってきた。
 
そしてその魚は、20cmくらいの大きさで、赤と黄色のド派手なカラーのやつだった。
 

あれ?カワハギって生きてるときこんな?
 
いや、それはない・・・。これはカワハギじゃない。
 

釣り好きの友人に聞く。
 

「こんなん釣れたー」
 

記念すべきカワハギ釣りの第1号はベラでした。

初めてのカワハギ釣り 実釣編 2

記念すべき釣りあげ第1号がベラだった初のカワハギ釣り。
 

関西の方では、このベラ専門に釣ったりするようで、食べても美味しいらしいとのこと。
 
本気でカワハギも何も釣れなかったら寂しすぎると思ったので、とりあえずバケツに確保してみた。

 

でもこの魚・・・カラーリングが全く食欲をそそらない・・・・・・
 
食べるのに勇気がいりそうです。

 

気を取り直して、船長さんに言われたとおりの釣りを再開。
そしてベラGet。
 
釣り再開。
ベラGet。
 
釣り再開。
ベラGet。
 
船で移動して釣りの場所を変えてもベラGet。
 

いつまでループするんじゃい!!!

 

ちっちゃくて逃がしたベラを含めて10匹くらい連続でベラを釣った。
 
バケツはベラだらけだ。

 

カワハギってなに?
 
なぜカワハギ釣りに来ているのにベラがわんさか釣れるんだい・・・・・。

 

隣で釣ってる友人は7~8cmくらいのちまっこいカワハギを釣りあげていた。
 
いるんだ・・・カワハギ・・・・。

 

そうこうしていると、船長さんから場所移動の掛け声。
 
海に投入していた糸を巻き上げ、船は次のポイントへ。

 

短い移動中、そろそろ奥の手を使ってもいいんじゃ・・・・・・・・・。
 
船長が教えてくれなかった「たるませ釣り」を試してみてもいいんじゃ・・・・・・・・。
 
という思いがわき上がりまくった。

 

ポイントについて早速竿をおろし、とりあえずオモリが海底に着くのを待つ。
 
オモリが海底に着いたら糸のたるみを張って、数回竿を振る。
 
そして再びオモリを海底につけて竿を水平に持って糸を張ってから、竿先を少し下げて、今度はわざと糸をたるませてみた。
 
少し待ってから竿先を水平よりも上目にあげる。
 
これが(昨日ネットで調べて覚えたての)「たるませ釣り」だ!!

 

ブルブルッ
竿にバイブレーション。

 

ん?
 
なんかかかったぞ?
 
どうせベラでしょ・・・・どうせね・・・・。
 

と、思いつつリールを巻く。
 

水面へ浮かび上がってきたのは・・・・・・・・・・・・・ベラでした。
 

しかも結構な大きさ。
 
今まで釣ったベラの中で一番大きいベラでした。
 
ベラだけどさ・・・。

 

バケツにベラをポチャンと入れ、気を取り直して再びたるませ釣りを開始する。
 

糸をたるませて少し待ってちょっと引き上げると、またブルブルっと震えた。
 
どうせ・・・・と思いながらリールを巻き上げると、今度こそ自身本日初のカワハギでした!
 
大きさは10cm程と小さかったけど、すっごい嬉しかったー^^

 

リリースしようかと思い、ふとバケツを見ると、隣の友人が釣ったちまっこいカワハギが浮いていた・・・・・。
 
うそーん・・・・・・・・食べるとこないじゃない・・・・・・・。
 
初めて釣ったカワハギはリリースしました。

 

初めてのカワハギ釣り 実釣編 3

たるませ釣りを実践して、小さいながらもやっと初カワハギをGetした初のカワハギ釣り。
 
これはいけるんじゃないか、船長のうそつきーっ!とばかりに、たるませ釣りを続行することに決定。

 

すると、なんということでしょう。
 
今度は15cmくらいのカワハギが釣れたのです。

 

おおっ!もう間違いないでしょう!たるませが正解でしょう!
 
と、ウハウハしながらたるませまくりました。

 

たるませ釣りを始めてから、連続でカワハギが釣れる釣れる!!
 
すげー!たるませ!ひゃっほー↑↑

 

カワハギがいっぱいになってきたので、クーラーに入らなくなったら困ると思い、バケツのベラを海へ返しました。
 
全部。
 
今日の釣りで一番大きかったベラも。

 

釣り好きの友人が、言いました。
 
「あのサイズのベラ、なかなか釣れないのにもったいないねー」
 
そういうことは早く言おうか・・・・・・。

 

ふ・・ふーんだ。食べるにはあのド派手カラーがきついな・・とも思っていたからいいんだもーん。
 
カワハギでいっぱいにするんだもーん。

 

バケツに何枚かのカワハギが入ると、釣り好きの友人がおもむろにハサミを持ってやってきました。
 
「早めに〆ないとね!」
 
というと、はさみの先をカワハギのえらの中にずぶり。
 
そして中の何かをチョッキン。
 
するとエラのところから何かがじわー・・・・・・・。(血だよ。)

 

何したの?!バケツ血だらけΣ( ̄□ ̄|||)

 

活き締め?血抜き?
 
また一つ、新しいワードが飛び出しました・・・。
 
どうやらこれがお魚の鮮度を保つのに必要な行為だったようです。

 

釣りあげて死なせてしまうより、元気に生きている内に血を抜いて殺した方が、後で美味しくいただけるし、魚も苦しまない・・・。
 
そ・・・そかー・・・。
 
一瞬自分が殺される時のことを想像してしまいましたが、美味しく食べるためなら仕方ない。

 

さて、釣りの方はというと、その後もたるませ釣りを続けて、
 
カワハギ釣る、バケツ入れる、ベラも釣れる、海に投げる、カワハギ締める、
 
をループし、それはそれは楽しい一日となったのでした。

 

船長から教えてもらった釣り方から、後半たるませ釣りに変更して、最終的にはカワハギを7枚Getしちゃった!

 

これで、カワハギ釣りにはまっちゃったわけです!!^^